皆さんこんにちは、純平です。
卒業インタビュー第5弾。
早速いきましょう!

※ 青:ハウスマスター 黒:みお です。
自己紹介をお願いします
大阪府出身の たかみみお です。
3年間を振り返って率直な感想は?
ほんまに来てよかった。3年間楽しかった。
小学校、中学校に比べて高校は密度が濃かった!ほんとにいろんなことがあって、成長できたしよかった。
どんな成長をしたんですか!?
価値観、が本当に人それぞれ、っていうのを知れたこと。
色んな価値観を受け入れたり、それに合わせて自分の意見を言ったり。
寮の集団生活ならではの人との関わりが今まで生きてきて体験したことなかったから初めは衝撃的だった。
「この人こんなんするん!?」とか「この人にとってはこれが普通やけど自分にとっては違くて、また別の人にとっても違くて」みたいな。
でもお互いに譲り合ってルール決めたり、工夫したらみんなで共存?できるんだなっていう気づきがとても大きかった。
家族とか友達とか、同じような価値観の人としか過ごしてこなかったから、違う価値観を受け入れられるようになったのは大きかった。
何かきっかけがあった?
普段の人との関わりが大きかったかな。
例えば掃除とか、大切にしていることの度合いが違くて、かといって自分のわがままで変えるわけにもいかないから、やってもらうためにどうしたらいいか考えたり。
寮生活・学校生活・自分のやりたいこととかの優先順位がみんな違うから、無理に合わせなくていいな~っていうのに気づけた。
いい意味で諦められるようになったというか、今までの自分は価値観の違いを受け入れられなくて「なんでやってくれないの!」とか思ってたけど、「人それぞれだし、いっか」っていう感じで受け入れられるようになった。

社会に出たら価値観違う人ばっかりだからね、高校生でできるようになったのは大きいね。他にはあったりします?
めっちゃ嫌なこととかしんどいことがあったけど、自分で久米島に来たくて来たからどうにか自分で楽しくするしかないと思って、知恵を振り絞って色んな工夫したり、自分で楽しい久米島生活にできたのがよかった。
自分で選んだからこそ、覚悟決めて自分で楽しくしていけばそれなりに楽しくなったから、自分で選ぶことの大切さを学んだ。
ほんとにそれは大事。では後悔していることはありますか?
むずいなぁ。失敗したことはあるけどそれで学べたから、次同じことしないようにしよって思えたから後悔とはちょっと違うか。
あ、1年生のときにもっといろんな人と話しておけばよかったと思う。1年生のときは新しい環境で生きるのに必死というか、余裕がなかった気がする。
島の子とかも結構話しかけてくれてたけど浅い会話で終わってたから、自分もっと頑張っとけよとは思うなぁ。
あとは「自分もうちょっと強くいけよ」って言ってやりたい。「もっと自分の意見言って大丈夫だぞ」って。
想像してもその人の気持ちなんてわからないのに、人の気持ちを想像だけして動いてたから。それするならちゃんと話して相手のことを知ったほうがいいよっていうのは過去の自分に伝えてあげたい。
それくらいかな、後悔していることは基本ない!!
後悔していることを学びに変えられてるってことだね。
寮生活ならではだと思う。学校の友達だったら別に距離を置けばいいし。寮生活だとそういうわけにはいかないから。
最後に、未来のじんぶん館生にメッセージをお願いします。
最後の最後にはみんな楽しいって言うし実際そうだから来て後悔はしないと思う。
集団生活苦手なタイプの子は苦しいと思うけど、チャレンジしたいと思うなら絶対楽しいから。
親もいないし、近くに全部話せる友達がいるとも限らない環境だからしんどいときもあると思うけど、がんばれ!

生きるうえでの本質を学んだからこそ、みんなから慕われたみお。
新しい環境でも強く生きてくれることでしょう。
ではまた!次回にもご期待ください!!