腹が減った深夜1時、飯テロ見ながら眠りにつくことが幸せ。どうも友歌ですー！
まず最初に...。最近あげたブログにお返事を頂きまして、大変嬉しく思っています！！
私の言葉達が沢山遊んで報酬付きで帰ってきました。おかげでQOL右肩上がりです！ありがとうございます！
そんなこんなで、今日もブログを書きました！お忙しい中目を通してくれてありがとうございます！
今日のテーマは『 五感』です。
見る、聴く、触れる、味わう、予想する。
匂いの行方はいつもどこを向いているでしょう。
良い匂い、今日の晩御飯はカレーかな。
嫌な匂い、なんか焦げてない...？
この匂い、今あの人が通ったかも。
匂いはいつだって予想すること。
どれだけ自分が誘われたかで、幸せの満足度が変わってくる。
そのものにしかない匂いを探し出すことが、ちょっとの幸せだったり。
今日は匂いを少し掘り下げ。
皆さんは匂いをどこで感じていますか？
そして、どんなものからどんなものまでを匂いと判断しますか？
10月23日、この美味しい島でマラソン大会が行われました。
私はハーフマラソンに挑戦をして、見事完走することが出来ました。マラソンって得意ではないから心配だったけど、何とかやり遂げられて良かったです。そこから寮に帰ってきてからというもの、私はメダルと賞状と匂いを持ち帰って来ていることに気が付きました。
本当に暖かいんですよ、この島。スタートからゴールまで沢山の匂いに囲まれながら進んでいきます。アイス、梨、バナナ、みかん、チョコ、おにぎり、塩、声援、笑顔、拍手。沢山の匂いを嗅ぎ取りながら進んでいきます。もちろん美味しいからパクパク食べるけど、満たされるのは腹だけじゃない。
目に見えない情すら満たされていく。
マラソン中には老若男女全ての島民が外に出て、『 高校生頑張れー！』『まだ行けるぞー！ 』『 ここまで来たんだから偉いわよー！歩いていい！』と、拍手に乗せて私の元へとお届けしてくれます。運動会で頑張る私を応援してくれた親のように、私自身を奮い立たせてくれる。一緒に走ってくれた同級生も、ゴール付近で名前を呼んでくれた先輩方も、みんながひとつになって親になる瞬間がここにあるのです。
私はマラソン中ずっと『 ありがとう！』って島民の方に喋りかけていました。だって嬉しいんだもの。
喋った分だけ声と笑顔が帰ってくる。それが嬉しすぎて、私はずーっと喋っていました。ランウェイを歩く有名人のように、私もこの島で有名人になりたかったの。笑
でも、ちょっとやりすぎて『はしゃぎすぎだぞ 』って笑ってくれる方にも出会いました。その節は大変申し訳ありませんでした。だけど『ごめんね...！ 』って謝ったらニコニコしてくれてほっとした。
自分の語りかけた言葉で人のほほ肉をあげるって、なかなか難しい。だけど達成感は計り知れない。はじめましての日常に出逢えたこと、そんな日常におはようを言えたこと、それに気づかせてくれる人に出会えたこと、改めてありがとうって思います。
声を嗅ぎとって、留めて、放出する。走った分だけ体力がすり減るけど、その空き容器に声が入る。笑顔が入る。誰かの差し伸べた手が入る。蓋が閉まらないぐらいにおなかいっぱいなのに、匂いにやられてまた探し始める。言葉の捕食が止まらないまま、ランナーはテープに向かっていく。なんだか言い回しがめんどくさいけど、久米島マラソンってこういうことだと思います。当たり前の呼吸に感情をもちあわせること。
これはちょっと違うお話。
辛い状況で差し伸べられた手って、なんだか追い払いたくなってしまう時ありませんか？『自分のことで精一杯だから話しかけないでよ。』って。すごーく気持ちわかります。社会では、こういう考えを捨てようとする風習があるように見えるから、それに自分を当てはめようと責任を感じて行動に移そうとする。だけど上手くいかなくて、自分に嫌気がさして、自分自身を守れなくなって。自分が何をしたいのか、たまにわからなくなる時があります。でもこれって保証は無いかもしれないけど、いいのではないでしょうか。そのままで良いのではないのでしょうか。だってそれは、それだけ自分が一点集中している証拠であって、愛おしくて尊い私の時間だから。
ちなみに私は、違う考えを持っています。『ありがとう 』って言ってみよう派です。人の声が大好きだから、相手が引いてもおかしくないぐらい答える。その声で今日の匂いを作り上げたいから、どんどん喋る。そんな感じです。
相手に届けるか、自分で秘めるか、秘めた自分を察してもらうように務めるか。どれも悪くないし、一つに絞る必要は無いと思います。こういう状況にとってただ一つしてはいけないことは、裏を考えないこと。言葉にも行動にも、表がありゃ裏がある。言う側にしろ、受け取る側にしろ、それをなるべく自分が納得する形で汲み取っていくだけで、ほんの少しの幸せが始まっていくんじゃないのかな。
最後に友歌のひとりごと。
久米島マラソン、コスプレして走る人多い。
ハーフでもいたけど、そういう人たち見てて思った。本気でかっこいいって。私は色気づかない体操服で走ったけど、わざと自分の身を重くしながら人の情に手を伸ばす方が沢山いて感激した。辛いなんて言葉に出さず、最後まで人の目に自分を焼き付ける。なんて素敵な事なんだろう。
ある日そんな素敵な人の中に、自分と触れた全ての人々に『 ありがとう』を告げている人がいました。こういう人ってなんでいつも暖かくて、広くて、いい匂いがするんだろう。全会一致の『こちらこそ 』にいち早く気づいて欲しいのが今日のユウカノホンネ。
さてさて。あー暑い！まだ暑い！ずっと暑い！残暑だと思うけど、残暑って久米島に似合わないんですよね。なんか暑苦しく聞こえる。そんな晴天土曜の午前10時、私は気づいちゃいました。残夏って書くと胸騒ぎがするじゃん！久米島にピッタリじゃん！ってね！
でもそんなこと言ってる間に感じてる。
意味はないけど、秋を感じてる。
ただいま久米島、夏発秋着フライト中です。
秋って色々狩りたがるよね。だから匂い狩り、一緒にしよう！
どこで感じとっているかは、またいつか。