楽しみながら人を巻き込むことに長けていた、一太。
先頭に立つのではなく、波紋の中心にいるような存在でした。
・自己紹介を!
愛知出身、3年普通科の一太です。
・久米島を知ったきっかけは?
同じ愛知県出身のじんぶん館の先輩がテレビに出てて、それをきっかけに調べ始めて、じんぶん館のブログを見始めて「いいなぁ」って思ったのがきっかけですね。
・すぐに久米島行きの気持ちは固まった?
そんなに固まってはなかったというか、落ちても愛知の高校行くからどっちでも大丈夫かなって思ってました。でも久米島に来ることができて正解でした。
寮の面接までは久米島で高校生活するっていう自覚が全然なかったけど、寮の面接の合格通知届いてから意識し始めた感じですね。
・久米島高校どうだった?
高校にいる時が一番沖縄感あったっていうか、なんか、すごい沖縄を感じることができた場所です。
島の人との交流でずっと方言を耳にしてたり、あと高校はちょっと外を見た時の景色が内地と違ったりして「沖縄いるなぁ」って感じてました。
・部活は?
僕はテニス部に所属してたんですけど、やっぱり初心者ってこともあって全然勝てなくて、高3でようやく一勝できたんですよ。だけど毎日部活は楽しくて、練習も顧問の先生がしっかり教えてくれてたので、最後に総体でベスト8にいけて本当に良かったと思います。
自分たちでメニューを考えたりして、結構人のことを考えながら足りないものを練習で補うっていうのが能力として身についたかなっていう感じもします。
・印象に残ってる学校行事は?
やっぱり最後の久米高祭かな。全クラスが色んな出し物をやって、それぞれのクラスの色に染まってる感じがありました。僕らはビデオで桃太郎のオマージュみたいなのをやりました笑
・寮生活どうだった?
一緒に3年間生活するっていうのもあってだいぶ仲も良くなるし、色んなこと経験して、今後も相談できるようないい友達ができると思います。
・ハウスマスターはどんな存在?
面白いイベントとかを提案してきっかけをくれるゲームマスターみたいな存在ですね、人生のゲームマスター笑
相談にも乗ってくれるし、3人とも違う面があって色んな事を聞けるっていうか、3人いるから3人の意見が聞けるっていうのもいいところだと思います。
・寮生活の楽しいところは?
一部屋4人で生活してて先輩後輩関係なくみんな同じ部屋で寝れるっていうことで、色んな人の悩み聞いたり、面白い話聞けたりすることがやっぱり楽しみじゃないかなって思いますね。
・寮生活で大変だったことは?
みんな中学校はそれぞれの家庭で生活してきてるんで、睡眠とかみんなペースが違ったり寝る時間も違ったりするんで、部屋のみんなでルールを決めてそういうのを心がけるのがちょっと大変かなって思います。
・ホームシックは?
全然なかったです、ちょっと不安なところはあったけど。自分的には親から離れて生活できるっていう楽しみのほうが勝っちゃって、そんなホームシックはなかったかな。
・島生活にはどうやって慣れた?
島の生活に慣れるのはちょっと大変だったんですけど、島の子が優しくて釣りとか誘ってくれたり話しかけてくれたり。色んな所に出掛けるのがやっぱりいいかなぁ。
・島親さんはどうだった?
最後の最後、寮の3年男子全員でお泊りもさせてもらって、めっちゃおもてなししてもらったんですよ。カメーカメー攻撃で吐きそうなくらい食べさせてもらって笑(※カメーカメー:食べなさい食べなさい)
久米島のグラスをもらったりもして、今も結構定期的に連絡くれたり、花の写真とか送ってくれたりもして気にかけてくれてます。それがすごい嬉しいですね。
・三年間で一番幸せだった瞬間は?
寮のみんなに誕生日祝われた時とか、寮ならではですごい幸せを感じるかな。
・3年間でどう成長した?
洗濯とか部屋の掃除とかそういう面でも成長したなって感じるんですけど、やっぱり人間関係。
自分だけわがままいうんじゃなくて、他の人の意見も聞いてみたり、そういうのができるようになって成長したなって感じます。
・進路は?
地元の愛知に帰って、大学に進学します。
ものづくりが小さいころから好きで、公営塾のスタッフにも色々と相談して、今の進路に決まった感じだけど、その先は未定です。
・離島留学経験は何か活かせそう?
全国から集まってるからこその考え方の違いとかがあって、いいなぁと思った感じ方・考え方・価値観・ユーモア...
この久米島で学んだものを活かして大学でもやっていけたらなって感じます。
・久米高いいなぁって思ってる人たちへメッセージを!
自分はすごい親に頼っちゃうところがあって自分であんまり判断できてないんですけど、やっぱり自分で選択するっていうのはすごいよくて、久米島のHPとかじんぶん館のブログとかをしっかり確認して、みんなの日常を知ることがいいと思います。