はいさい!中学校支援員の守屋です🌻
あっという間に9月も終わりの時期ですね・・・。島も少しずつ涼しくなってきました🤔
さて、学校が夏休みの間の8月10・11・13日の3日間で久米島高校魅力化チームでオンライン研修会を行いました!
今回はラーンネット・グローバルスクール代表 炭谷俊樹さんを講師としてお招きしました。
ラーンネットって??
ラーンネット・グローバルスクールとは、1996年神戸・六甲山に設立された子どもの探究心と自ら学ぶ力を育むための独自のカリキュラムを取り入れた学びの場です。
現在、小学校1年生~6年生までが通うフルスクール、放課後のアフタースクール、幼稚園児のクラスが運営されています。
ラーンネットでは、通常クラスを担任する「先生」と呼ばれる大人を「ナビゲーター」と呼び、ナビゲーターは子どもたちの興味関心を
尊重し、主体的な学びをガイドする役割を担っています。
3日間の研修スタート!
久米島高校魅力化に関わるスタッフが、このナビゲーターのスキルを身に付け、実践できるようになったら、
久米島にいる子どもたちにとって学びがより楽しいものになるはずです。
そこで、今回の研修では、魅力化スタッフがテーマに沿って、ナビゲーター役・子ども役に分かれ、ロールプレイングを通して、
子どもたちをどう導いていくかを考え、実際にラーンネットでナビゲーターをしている方々からフィードバックをしてもらいました。
テーマはこちら!
1日目 テーマ「安心できる場所」
場面:オリジナルのかるたを作る課題が進まない子どもにどう声をかける?
2日目 テーマ「好奇心を育てるために」
場面:やりたいことが決まっていて、そのために必要な勉強をしたいから高校には行かないと言われたら?
3日目 テーマ「やって良いこと・悪いこと」
場面:社会科見学に行った農家さんの畑に勝手に入る子どもがいた時なんて声をかける?
参加した魅力化スタッフは7名!
2チームに分かれ、役割を変更しながら2度ロールプレイを行い、チームでのフィードバック、
全体でのフィードバックという形で、気づいたことを共有していきました。
「ナビゲーターをして、自分の癖や大切にしていることがわかった!」
「ナビされる子どもの気持ちがよくわかった!」
など初めは役を演じることに慣れない部分もありましたが、実際に体感したことで
新しい気づきを得ることができました。
ラーンネットのナビゲーターが大切にしていることは、向き合っている生徒のことを知る・感じるということだそうです。
子どもたちが今、どんな気持ちでいるのか、何を考えているのか、言葉や表情から知ろうとし、一度受け入れる。
その上で、具体的にこちらが伝えていきたいことを伝えるということを学ぶ時間になりました。
相手と向き合う一方で、自分が子どもたちに伝えたいことは何かを考える時間でもあり、
自分の価値観とも向き合うことができたのではないかと思います。
~感想~
参加者の感想はこちら!
『どのテーマもどのロープレも気付きや考えさせられることがあり、とても面白い時間になりました。
普段一緒に仕事をしていないメンバーだけど、お互いを少しずつ知っているような そんな関係性の人たちと受けたことで
より気付きが深まり、とても楽しかったです。』
『知る感じるの部分で子どもの気持ちではなく、事実を聞く傾向にあるという特徴に気づくことができ たのは大きな収穫で、
今後の現場ではオウム返しも使いながら、気持ちや思いを逃さないように意識したい。』
『生徒との普段のコミュニケーションですぐに実践してみようと思えました。生徒の選択肢がさらに多種多様になってくるこれからの時代
に生きていく上で必要なことを自分で考える力を身につけていくためにはということを考えさせられました。』