11月4日(水)球美中学校の放課後自学習教室まなびやでは『コーヒー焙煎体験』イベントを開催しました☕
参加生徒は総勢18名!島内で久米島産コーヒーを栽培しているマキノコーヒーの牧野秀樹(まきのひでき)さんをゲストに
お迎えして、コーヒーの焙煎、試飲を行いました。
日常生活の中に当たり前に存在しているコーヒーが自分の手元に飲み物として届くまで
どんな人が関わり、どのくらい手間がかかっているのか、中学生が体感した様子をお届けします!
コーヒーの実は赤い?!
まずは、コーヒーの実について実物を持って来て頂き、説明スタート!
初めてコーヒーチェリーを見る生徒がほとんどだったようです🤗
牧野さんからの「食べてみていいよ。」という一言を合図に好奇心旺盛な1年生がさっそく挑戦!
「すっぱい・・・。」「美味しくはないかな・・。」
というなんとも素直なコメントをしてくれました(笑)
焙煎する前のコーヒーの生豆の香りは「草の香り。」という感想もあり、知っているコーヒーの
印象とはだいぶ違ったようです🤔
いよいよ焙煎に挑戦🔥
今回は学年ごとに4チームに分かれて、それぞれ産地の異なるコーヒー豆を焙煎させて頂きました。
種類はマンデリン、コロンビア、ブラジル、エチオピアの4種類✨
豆の大きさがまばらな方が均等に焼くのが難しいそうです。
手持ちの焙煎機を使って、いざ挑戦🔥
焦げないように火との距離に気をつけながら横に振ってじっくり焼いていきます。
牧野さんにアドバイスをもらいながら、交代で振り続けること約10分・・・。
「パチっ」という弾けた音が鳴ったら、そろそろ頃合いという合図です😲
全員で耳を澄ませ、音を注意深く聞く様子は真剣そのもの。
「パチパチ鳴ってる!!」「コーヒーになった!」「良い香り!」と喜ぶ生徒たち。
自家焙煎コーヒーの出来上がりです。中には次の日筋肉痛になりそうという生徒もいました(笑)
理科室がカフェに・・・☕
最後は理科室に集合し、コーヒーの試飲会です。
一種類ずつ牧野さんに丁寧にドリップして頂きました。
コーヒーを淹れる様子にも生徒たちは興味津々🙌淹れ方も一通り説明してくださいました!
一口ずつ飲んだ感想は・・?「「苦いけど、美味しい!」「クッキーにとても良く合う!」
まだブラックでは飲めない生徒も砂糖や牛乳でカスタマイズしてそれぞれの味を楽しんでいました😊
「本来の味が楽しめるほど、私の舌は大人ではなかったけれど、いい香りがしてすごく楽しめました。」という感想も!
気付いたら本を片手にコーヒーを飲む生徒、ゆんたくが始まるテーブル。
ここはカフェですか・・とついツッコミが入るほどリラックスした空間になりました。
コーヒーの花ことば「一緒にやすみましょう。」を体現してくれた生徒たちでした🌼
このイベントを通して牧野さんが生徒たちに伝えてくださったことは、
「コーヒーがみんなの手元に届くまでには世界の生産者、そして焙煎する人、淹れる人、たくさんの人が関わっていて、
それだけ時間もかかっている。」ということでした。
コーヒーだけではなく、普段当たり前に手に入る食品には、目には見えない部分で時間と手間がかかっていることを
学ぶ機会になったのではないでしょうか。
島の大人を通して、生徒たちの世界が広がる。そんな学校と地域との繋がりを感じることができました。
今回、全面的にご協力頂きました牧野さん、本当にありがとうございました✨