みなさん、はじめまして!今年4月に中学支援員に着任致しました守屋です😊
例年通りであれば、自習教室まなびやでは外部から講師の方を招いて、イベントを開催しているところですが、
今年はコロナの影響でなかなかそういったイベントが開けずにいました。
『外部が難しくても、島内に素敵な大人はたくさんいる!』と思い立ち、久米島内でアフリカンドラムを
演奏しているサークルの代表、田村圭介さんにオファーしたところ快くOKを頂きました!
そこで、9月19日(土)球美中学校吹奏楽部にてアフリカンドラム体験会を実施しました。
アフリカンドラムを叩いてみた!🥁
ドラムサークルは、参加者が輪になって打楽器を即興で演奏するもので、
教育現場や企業の研修などでもレクリエーションやチームビルディングの手法として使われています。
前半は、円になり、ファシリテーターの動きに合わせて、「ジャンベ」という西アフリカの太鼓を叩きました。
その他にも、マラカスやタンバリンなど小さな打楽器も使いました。リズムや太鼓の大きさはみんなバラバラ🤔
お互いの音を聞き合い、感覚で音を合わせていきます。大きく、小さく、全員で連打、などファシリテータの指示が
複雑になっていってもさすがは吹奏楽部です。全員息ぴったりでした。つい体が動いてしまうようなそんなリズムを
楽しんでいました🎵
後半は、アフリカの地理や歴史をクイズ形式で復習した後、『バラクランジャン』という曲をパートに分かれて練習し、
演奏しました。この曲は「子どもは宝物」という意味の歌詞を持ち、現地では子どもが生まれた時にお祝いの歌として
演奏されるそうです。
アフリカの音楽っておもしろい🎵
1年生の地理の時間で「アフリカ」について学んだ生徒たちですが、遠く離れた国の文化を実際に体験できるのは非常に貴重な機会です。アフリカには植民地や奴隷狩りという歴史があり、現在では、人種差別や貧困という暗いイメージもあります。
しかし、『アフリカから音楽が生まれた』という言葉もあるほど、アフリカの人々は音楽にアフリカ人としての価値を見出しているそうです。アフリカの音楽は、楽譜もなければ「こう叩かなければならない。」という決まりもありません。
自分以外の人の音を聞きながら、太鼓を叩き、リズムを合わせていきます。アフリカの「音」を通して遠く離れた異国の地に思いを馳せるとともに人と人との繋がりを感じられる機会になったのではないでしょうか。
密を避けるため、今回は吹奏楽部の生徒のみの参加となりましたが、今後少しずつ全校生徒が体験できる機会を作っていきたいと思います!!